こんにちは、ひなパパです。今回の記事では、「月の土地の購入方法」について解説します。実は14年ほど前に、私も月の土地を1エーカー(サッカーグラウンドの広さ)購入しました。当時の価格は2,700円で、今でもその価格は変わっていません。月の土地を所有することは一見奇抜なアイデアに思えますが、有名人が購入したことで話題となり、購入者は増え続けています。
月の土地を販売している会社「ルナエンバシー」
ルナエンバシーは、月の土地を販売する「地球外不動産会社」です。月の土地を販売している会社があると知った時は、最初に「月を販売することって違法じゃないの?」と思いました。HPにはよく聞かれる「質問」と、その質問に対する「回答」が載っています。例えば、次の質問・・。
Q)月の土地の販売は違法ではないですか?
A)いいえ。違法ではありません。
同社が違法ではない理由として、
●宇宙に関する法律は1967年に発効した宇宙条約しかない。
●この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていない。
●1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行う→正式に受理。
●念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。
●この宣言書に対しての異議申し立て等がなかった
●その後、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立。月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始。現在まで発売を継続している
ルナエンバシーは、1980年に正式に月の土地の所有権を主張し、現在まで合法的に販売を続けています。
🌕ルナエンバシー
月の土地が買えるってほんと?!「月の土地」1エーカー2700円月の土地を購入する理由: サプライズプレゼントとしての魅力
月の土地をプレゼントすることは、ユニークなサプライズとして大きな反響を呼んでいます。以下のような理由から、月の土地がプレゼントとして選ばれています。
●宇宙が好きな人へのギフト
●サプライズプレゼント
●会話のネタとして使える
●余興や景品としても最適
これらの理由から、月の土地はジョーク商品としての側面もありますが、受け取る人に笑顔をもたらす不思議な魅力を持っています。
月の土地を買った有名人
月の土地を購入した有名人のリストも興味深いものです。以下にいくつかの例を挙げます。
- ブッシュ元アメリカ合衆国大統領
- メグ・ライアンさん
- トム・ハンクスさん
- トム・クルーズさん
- 香取慎吾さん
- 福山雅治さん など。
実際は住めないとしても、月の土地のオーナーというだけでなんだかウキウキ気分になります。有名人も買っている「月の土地」。これがどういうものなのかわかりやすく解説します。
月の土地購入の手続きとアフターサポート
月の土地を購入すると、次のような書類が届きます。
●月の土地権利書/月の憲法/月の地図
●月の土地権利書(和訳)
●月の憲法(和訳)
●土地所有権の宣言書(英文)
【月権利書】
これらの書類には、土地所有権の詳細やアフターフォローに関する情報が記載されています。第三者に譲渡する場合や再発行の手続きも用意されており、しっかりとしたサポート体制が取られていました。
●名義変更
第三者に譲渡する場合は、30日以内にアメリカのルナエンテバーへの登録が必要。さらに申請書類と代金1000円(送料・手数料込)が必要
●再発行
再発行手続きが必要。申請書類と1000円(手数料)が必要
●返品
権利書到着後、30日以内にルナエンテバージャパンへ連絡後、返送
購入した月の土地の場所「湿りの海」
私が購入した土地は、月の左下に位置する「湿りの海」と呼ばれる場所で、厚い玄武岩に覆われたクレーターが少ない平坦な場所です。このエリアは、アポロ17号の着陸候補地としても知られています。天体望遠鏡でこの場所を眺めながら、「ここに自分の土地があるんだな」と考えるだけで、特別な気持ちになれます。
火星の土地も購入!😱
月の土地に続き、私は火星の土地も購入しました。月の土地は1エーカー2700円(サッカーグラウンド1つ分に相当)ですが、火星の土地は1エーカー3000円と若干高くなっています。火星の特徴を考えると、とても住めそうにありません。
●大きさ:地球の半分
●赤く見える:地表に酸化鉄が含まれている
●大気:薄い二酸化炭素がある
●表面温度:120℃~20℃
●過去に水があったとされている
●生命がいる可能性がある
●オリンポス山がある:太陽系で最も高い山
「火星の土地」の購入に関して、ルナエンバシーのホームページには以下のように書かれています。
「火星の土地」は北半球に位置しますが、平原と南の高原地帯のちょうど狭間のあたりになります。1500キロほど離れてはいますが、近くには太陽系一といわれる標高24キロ、直径600キロのオリンポス山があります。きっと絶景でしょう。
購入した火星の土地は画像の通り。北半球の赤道に近い場所です。ここ比較的平らな地形のようです。この場所からオリンポス山の近くに位置しており、絶景が期待できる場所です。権利書には月と同じように、土地の大きさ、ロット番号、土地の位置が書かれています。火星の権利書の紙が全体的に赤っぽくなっています。月の紙が白っぽかったので、それぞれの天体の色に合わて権利書が作成されています。
<注意事項>
現在、ルナ・エンバシー・ジャパンのホームページでは、火星の土地の販売が中止されています。しかし海外の会社(lunarembassyという会社)ではまだ売っているようです。lunarembassyのリンクを付けておきますので、火星の土地が欲しい方はサイトに入り、お申し込みください。ちなみに、月、火星以外にも、水星、金星も発売されています。
☛ https://lunarembassy.com/product/buy-land-on-mars/
まとめ:月の土地購入のロマンと未来
月の土地の購入方法について解説しました。自分の名前が書かれた権利書を手にし、月を眺めながら「あの場所に自分の土地がある」と感じるだけで、ロマンを感じます。近い将来、宇宙旅行が現実のものとなれば、購入した土地を実際に訪れることができるかもしれません。その時まで長生きしたいものです(笑)
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