『雨ニモマケズ』や『銀河鉄道の夜』で知られる宮沢賢治。ずっと「いつか訪れてみたい」と思っていた、宮沢賢治の故郷・岩手県花巻市へ、2泊3日の旅に行ってきました!
今回の旅では、宮沢賢治ゆかりの地をゆっくり巡りながら、作品の世界観と花巻の魅力をたっぷり楽しんできました。見どころがたくさんありましたので、旅の様子は全3回に分けてお届けしたいと思います。
夜の暗闇に浮かび上がる壁画「未来都市銀河地球鉄道」
花巻駅の北側にある「未来都市銀河地球鉄道」は、高さ約10メートル、長さ約80メートルにも及ぶ巨大な擁壁に描かれた壁画です。昼間は白い輪郭が見えるだけなので、通り過ぎてしまいそうになります。
ところが夜になると、特殊塗料で描かれた壁画にブラックライトが照射され、『銀河鉄道の夜』をイメージさせる幻想的な世界が浮かび上がります。暗闇の中に現れる汽車や星々の光景は、思わず足を止めて見入ってしまうほどです。



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宿泊は「ホテルグランシェール花巻」
今回の花巻旅行で初日に宿泊したのは、花巻駅から徒歩約2分という便利な場所にある「ホテルグランシェール花巻」です。
コンセプトルーム「銀河ルーム」
実はこのホテルには、宮沢賢治の作品をテーマにしたコンセプトルームがあります。そのひとつが、『銀河鉄道の夜』を題材にした「銀河ルーム」です。
室内には列車の座席をイメージしたソファが置かれ、丸みを帯びた天井によって、銀河鉄道の車内を思わせる空間が演出されています。まるで銀河鉄道に乗って、星空の中を旅しているような気分を味わえそうですね。『銀河鉄道の夜』が好きな人にとっては、特に気になるお部屋ではないでしょうか。
もうひとつが、『注文の多い料理店』を題材にした「山猫ルーム」です。作中に登場する西洋料理店「山猫軒」をイメージした客室で、壁には大きな山猫が描かれるなど、作品の世界に入り込んだようなデザインになっています。
今回は残念ながら、これらのコンセプトルームに宿泊することはできませんでしたが、次に花巻を訪れる機会があれば、ぜひ一度宿泊してみたいと思います。

ホテル内にある「宮沢賢治探検隊本部」
ホテルの一角に、「宮沢賢治探検隊本部」というコーナーがあります。名前を聞いただけでも、なんだかワクワクしてきます。ここでは、宮沢賢治が生まれ育った花巻の紹介をはじめ、賢治ゆかりの地を紹介するマップや、賢治が愛した鉱物などの関連資料が展示されています。
ホテルグランシェール花巻では、花巻を代表する宮沢賢治の魅力を、より多くの人に知ってもらいたいという思いから、館内のさまざまな場所に賢治の世界観を感じられる展示や装飾が取り入れられています。






賢治の物語をのせた からくり時計「銀河ポッポ」
花巻駅からすぐ近くにある「なはんプラザ」には、からくり時計「銀河ポッポ」が設置されています。この時計は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフに作られています。10時から22時までの決まった時間になると仕掛けが動き出し、アレンジしたメロディーに合わせて、人形たちが踊りを披露します。
最近では、こうした大きなからくり時計を見る機会も少なくなりましたが、その動きがなんだか可愛らしくて、思わず見入ってしまいました。

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「銀河鉄道の夜」のモニュメント
JR新花巻駅の西口駅前広場には、『銀河鉄道の夜』をテーマにしたモニュメントがあります。大きなアーチには夜空を駆け抜ける蒸気機関車が置かれ、青色のアーチ部分には作品にゆかりのある星座があしらわれています。新幹線を降りてすぐに出迎えてくれるため、宮沢賢治の故郷・花巻に到着したことを実感できるフォトスポットですね。



まとめ(パート2へ続く)
『銀河鉄道の夜』を読んで以来、いつか訪れてみたいと思っていた花巻。今回、実際にその場所を訪れてみて、宮沢賢治が描いた作品の世界を、これまでより少し身近に感じられるようになった気がします。宮沢賢治が見ていた風景や、作品につながる場所を実際に訪ねてみると、『銀河鉄道の夜』もまた違った角度から楽しめるかもしれません。
次回の【宮沢賢治巡り旅・2日目】では、さらに宮沢賢治ゆかりの場所を巡りながら、花巻の魅力をお届けします。ぜひ、次回の記事もご覧ください。


