宇宙好きの方はもちろん、「宇宙はあまり詳しくない」という方でも楽しめると話題のイベント「THE SUNSET OF MARS -火星旅行-」。先日、私も実際に体験してきました。最新のVR技術を活用したイベントで、火星を自分の足で歩きながら火星旅行を疑似体験できるのが大きな魅力です。この記事では、イベントの流れや展示内容、実際に体験して感じた魅力や感想を詳しくご紹介します。
期間とアクセス
開催期間、営業時間、チケット料金などの情報をまとめました。
| 項目 | 内容 |
| 開催期間 | 2026年4月25日(土)〜 2026年6月28日(日) |
| 営業時間 | 平日:11:00〜19:00(最終受付 18:30) 土日祝:10:00〜19:00(最終受付 18:30) |
| チケット料金 ※すべて税込 | 平日:大人 ¥3,700 / 22歳以下 ¥2,300 土日祝:大人 ¥4,200 / 22歳以下 ¥2,800 |
| アクセス(会場) | フジテレビ球体展望室「はちたま」 東京都港区台場2丁目4−8 25階 |
会場はお台場のシンボルでもある、フジテレビの「はちたま」です。
THE SUNSET OF MARS ~火星旅行~ってどんな内容なの?
『THE SUNSET OF MARS -火星旅行-』は、最新のVR技術を駆使して未来の火星旅行を疑似体験できる30分ほどの次世代型アトラクションです。VRゴーグルを装着し、ロケットでの出発から宇宙旅行を経て、人類未踏の火星へと降り立ちます。リアルなバーチャル空間では自らの足で赤い大地を歩き、探査車(ローバー)で火星基地の見学したり、火星人と遭遇できる仕掛けもあったり。クライマックスに訪れる火星独自の「青い夕日」はなかなかのもの。この幻想的な絶景を目の前で見ることができます。空間内での自撮りや写真撮影も可能で、思い出をスマホに持ち帰れる点も魅力です。

全体的な流れ
搭乗案内
まず搭乗案内として、体験時の注意事項が記載された用紙を受け取ります。会場へ向かう前に内容を確認していると、入口前にはすでに多くの来場者が集まっていました。待ち時間には、プロジェクターで注意事項やTHE SUNSET OF MARSの内容を紹介する映像が壁面に上映されています。
そして会場内へ。まず、スマートフォンなどの電子機器はロッカーへ預けるよう案内されます。その後、火星旅行で使用するアバターを作成するための撮影へと進みます。



アバターを作成
受付を済ませると、まずは写真撮影を行い、自分だけのアバターを作成します。撮影した顔写真をもとにキャラクターが生成され、火星探査ミッションへの参加準備が進められます。続いて、VRゴーグルの装着準備へ。初めてVRを体験する方でも安心できるよう、スタッフの方が装着方法や操作方法、体験中の注意事項について丁寧に説明してくれます。

火星旅行へ出発!
搭乗口からロケットに乗り込む
案内に従って搭乗口へ。細かな演出も作り込まれており、これから宇宙へ旅立つような気分になります。参加者はそれぞれロケットに乗り込み、出発の時を待ちます。
ロケットの発射
カウントダウンが始まると、いよいよロケットが発射。上昇するにつれて地球は徐々に遠ざかり、青く輝く地球を宇宙から見渡す景色が広がります。





ついに火星の到着
火星に到着。目の前には赤茶色の大地が広がり、岩や地形まで細かく表現されていました。映像も丁寧に作り込まれており、本当に火星へ降り立ったような気分を味わえます。



火星人と対面
探索を進めていくと、なんと火星人に出会うことができました。未知の生命体に遭遇するとは思わぬサプライズです。物語の随所にはこうした遊び心が散りばめられており、思わず笑みがこぼれるような楽しさが感じられます♪


さまざまなコンテンツが用意
火星探索の中では、さまざまなコンテンツが用意されています。体を動かしながら楽しめる体験型の展示もあり、遊びながら宇宙や火星について学べる工夫がされていました。






火星の空を淡く染める「青の夕日」
火星での探索を終えると、帰還用のロケットへ向かいます。その途中では、火星ならではの「青い夕日」を見ることができました。夕焼けといえば赤やオレンジ色を思い浮かべますが、火星では条件がそろうと夕暮れ時に青く見えることがあります。目の前に広がる景色はとても幻想的で、思わず見入ってしまいました。
なぜ火星では夕焼けが青く見えるのでしょうか。
地球では大気中の細かな粒子によって青い光が散乱するため、夕焼けは赤く見えます。一方、火星の大気は非常に薄く、主に二酸化炭素でできています。そのため光の散乱の仕方が地球とは異なり、夕暮れ時には太陽の周辺が青く見える現象が起こります。


帰還用ロケットに乗って地球へ
青い夕日を眺めた後は、再び宇宙空間を旅しながら地球へ帰還します。少しずつ地球が近づいてくる様子を眺めているうちに、無事に地球へ到着しました。
火星探索の最前線の展示
VR体験を終えた後は、宇宙開発や火星探査に関する展示エリアを見学できます。会場には研究者たちが取り組む最新の技術や研究成果が紹介されており、火星探査がどのように進められているのかを知ることができます。ここでは、一部の展示を紹介します。
車輪型探査ローバ
会場には、実際の火星探査を想定して開発された車輪型探査ローバが展示されていました。ローバの構造や走行の仕組みについて紹介されており、岩場や傾斜の多い火星の地表をどのように移動するのかを学ぶことができます。


火星の地表環境を再現した「火星表層模擬土壌(シミュラント)」
見た目は土に近い印象ですが、触ってみると想像していたよりも粒子が細かく、さらさらとしている一方で手に付着しやすく、ウェットティッシュで拭いてみてもすぐには取れませんでした。
火星飛行機 実物大「モックアップ」
火星飛行機の実物大モックアップも展示されていました。火星の薄い大気の中を飛行することを目指して研究が進められている機体で、展示ではその大きさや構造を見ることができます。

まとめ
THE SUNSET OF MARS -火星旅行-は、火星への旅を疑似体験できる非常にユニークなイベントでした。アバター作成から始まり、ロケットで宇宙へ飛び立ち、火星を探索し、再び地球へ帰還するまで、一連の流れがストーリー仕立てで楽しめる内容となっています。宇宙空間から眺める地球や火星の風景、火星ならではの青い夕日など、印象に残る場面も数多く用意されていました。また、VR体験だけでなく、車輪型探査ローバや、火星表層模擬土壌(シミュラント)など、火星探査の最前線に触れられる展示も充実していました。
宇宙や天体に興味がある方はもちろん、家族連れや友人同士でも楽しめるイベントです。VRで火星を旅する体験と、実際の火星探査に関する展示の両方を楽しめるため、宇宙をより身近に感じられる機会になると思います。
2026年6月28日(日)で終了予定となっています。興味のある方は、ぜひ早めに足を運んでみてください。
