ソニーのVLOGCAM ZV-1(以下、ZV-1)は、Vlog用のカメラってイメージが強いかもしれませんが、意外と天体撮影にも使えます。ZV-1はコンパクトなのに高性能なセンサーと明るいレンズを積んでおり、ちょっとした工夫できれいな天体写真が撮影できます。この記事では、筆者が天体撮影に使用し、「これは使える!」と感じたアクセサリーをいくつか紹介します。
ZV-1は天体撮影に適しているのか?
ZV-1は、1.0型Exmor RS CMOSセンサーとF1.8の明るいレンズを搭載することで、暗い星空でも十分な光を取り込み、ISO感度も最大12800まで対応しているため、ノイズを抑えたクリアな映像を捉えることが可能です。さらに、バリアングル液晶モニターは、天体撮影時の構図調整が容易であり、快適に天体撮影ができます。ZV-1は天体撮影においても、そのポテンシャルを十分に発揮できるコンパクトカメラです。

ZV-1で天体撮影を楽しむために役立つアクセサリー
ZV-1は、天体撮影でも素晴らしいパフォーマンスを発揮しますが、いくつかのアクセサリーを活用することで、より美しい星空写真を撮影することが可能です。今回は、ZV-1の性能を最大限に引き出すためのおすすめアクセサリーをいくつか紹介します。
フィルターアダプター
ZV-1は直接フィルターを取り付けられないため、フィルターアダプターが必要です。このアダプターを取り付けることで、プロソフトン(後述)などのフィルター装着が可能となります。さらに、このアダプターは広角レンズ(後述)も装着することができます。



ケンコー ソフトフィルター「プロソフトン」
ケンコーのソフトフィルター「プロソフトン」は、星座撮影に特化したフィルターです。肉眼で見る星空は美しくても、デジタルカメラでは星がシャープに写り過ぎてしまい、本来の明るさや色が損なわれてしまいます。しかし、プロソフトンを使用すれば、明るい星が適度ににじみ、星々の輝きや色の違いが際立ち、星座がより浮かび上がります。なお、このフィルターのアダプターサイズは52mmなので、購入の際はサイズを間違わないように注意してください。





広角レンズ+マクロレンズ
ZV-1は標準で24mmレンズを搭載していますが、星空の広がりを捉えるには少し広角で撮影したいと思う時があります。今回紹介する広角レンズを装着すると、画角を18mmに広げることができ、より広い星空を撮影できます。






「広角レンズ+マクロレンズ」にソフトフィルターは装着できるのか?
試しに、広角レンズに「プロソフトロン」を装着してみましたところケラレが発生しました。ちなみに、広角レンズのフィルターサイズは58mmになります。


バッテリーと充電器
ZV-1は、コンパクトで高性能な分、バッテリーの減りが早いのが悩みどころです。寒い夜空の下では、バッテリーの消耗も激しくなります。最近思い切って予備バッテリーをいくつか買い足しました。これで、撮影中に電池切れで泣く泣く撤収、なんて事態は避けられそうです。さらに、充電器も購入。この充電器はNP-BX1バッテリーでも対応しており、充電状況がひと目でわかるLED表示がついています。しかも、2つのバッテリーを同時に充電できるので、時間の節約にもなります。フル充電まで、だいたい2時間くらいでしょうか。Type-CとマイクロUSBの両方に対応しているのも、地味に嬉しいポイントです。


カメラケース
このカメラケースは、ZV-1がちょうど収まるサイズ感で、フィルターアダプターを付けたまま収納ができます。開閉はマジックテープ仕様で、片手でも簡単に開けられるので、撮影の際に素早くカメラを取り出せます。また、サイドポケットも便利で、予備のバッテリー(NP-BX1)を2個収納できる点もGOODですね!
携帯性が抜群で、普段の撮影から天体撮影まで幅広く活躍しています。ただし、防水性能はあまり期待できないので、雨の日や水辺での使用時には注意が必要です。それでも使いやすさや利便性を考えると、かなり満足度の高いケースだと感じています!




まとめ
ZV-1は、Vlog用カメラとして広く知られていますが、フィルターアダプターを使うことで、ソフトフィルターや広角レンズ、マクロレンズなどの多彩なアクセサリーを装着でき、星空をより美しく表現することが可能です。また、長時間の撮影をサポートするためのバッテリーや充電器、持ち運びに便利なカメラケースなど、天体撮影を快適にするためのアクセサリーも充実しています。これらを組み合わせれば、より楽しく、充実した星空写真撮影ができると思います。
