ソニーの人気コンパクトカメラ「VLOGCAM ZV-1」(以下、ZV-1)は、Vlog撮影に最適なカメラとして多くのユーザーから支持を集めています。しかし、ZV-1はVlog撮影だけでなく、実は天体撮影にも対応できるポテンシャルを秘めていることをご存知でしょうか?ZV-1には、1.0型Exmor RS CMOSセンサーとF1.8の明るいレンズが搭載しており、小型ながらも低照度環境での撮影に強いという特徴を持っています。これにより、設定や工夫を施すことで、夜空に広がる美しい星々や天の川を撮影することが可能です。
この記事では、ZV-1を使った天体撮影の方法や、撮影時に役立つおすすめ設定、注意すべきポイントなどを詳しく解説します。ZV-1をお持ちの方はもちろん、これから購入を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください!
ZV-1が、いまだに人気の理由とは?
ZV-1は、Vlog初心者でも簡単に高品質な映像を撮影できるカメラとして非常に人気があります。その特徴的な「背景ぼけ切り替えボタン」は、ワンタッチで被写体を際立たせることができ、自撮りにも便利なバリアングル液晶モニターも搭載されています。さらに、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな映像を実現し、315点の位相差AFセンサーによる優れたオートフォーカス機能は、動画や小さな被写体にも対応可能です。ZV-1はコンパクトでありながら高性能で使いやすく、多くのユーザーに支持されています。
私は天体撮影に出かける際、必ずZV-1を持っていきます。コンパクトなサイズにもかかわらず、星空撮影にも十分対応できるため、このカメラは私のお気に入りの一台です。ちょっとしたシーンでも活躍してくれるので、常に手放せません。

ZV-1での天体撮影機能
ZV-1は、大型の1.0型センサーと明るいF1.8レンズを搭載しており、暗い場所での撮影に強いカメラです。大きなセンサーは多くの光を取り込み、結果として高画質でクリアな映像が得られます。ISO感度は最大12800まで設定可能ですが、実際にはISO6400程度まで抑えることで、ノイズを抑えつつ、より鮮明な画像を得ることができます。また、マニュアルフォーカス機能を使うことで、「無限遠」にピントを合わせ、星をシャープに捉えることが可能です。
天体撮影にはバリアングルが超便利
ZV-1のバリアングルモニターは、低い位置や高い位置から撮影する際に非常に便利です。無理な姿勢を取らずに構図を確認できるため、星空や星景写真の撮影に役立ちます。特に暗い場所での撮影時には、ライブビュー機能を活用することで、スムーズにピント合わせができ、星を正確に捉えやすくなります。また、構図の調整も自由に行えるため、星空撮影においてもバリアングルモニターは大きな利点となります。

天体を撮影するための設定と手順
ZV-1を使って天の川を撮影する場合は、以下の設定を参考にしてください。
●絞り(F値):F1.8に設定して、できるだけ多くの光を取り込みます。これにより、星を鮮明に捉えることができます。 シャッタースピード:20~25秒が目安です。それ以上の時間を設定すると、星が動いて軌跡が残り始めるため、注意が必要です。
●星の軌跡が不必要な場合、露出時間を短くするのがポイントです。 ISO感度:1600~6400の範囲に設定します。これにより、ノイズを最小限に抑えつつ、暗い星空を明るく撮影できます。ただし、ISOを上げ過ぎるとノイズが増加するため、必要に応じて最適なISOを見つけて調整しましょう。
●ホワイトバランス:太陽光(Daylight)に設定して、星空の自然な色味を保ちます。これにより、星の色味が変わらず、自然に撮影できます。
●手振れ補正:三脚を使用している場合は、手振れ補正をオフにします。手振れ補正がオンだと、三脚での撮影時に逆に微細な動きが生じ、画像がぶれる原因となることがあります。
●マニュアルフォーカス:無限遠にピントを合わせます。明るい星を見つけてピントを合わせることで、星をシャープに捉えることができます。
星空撮影を行う際は、必ず三脚を使用し、シャッターの揺れを防ぐために2秒〜10秒のセルフタイマーを設定するこようにしましょう。これにより、手ブレを避け、シャープでクリアな画像を得ることができます。撮影後は、画像を確認し、必要に応じてISOやシャッタースピードを微調整することで、さらに美しい星空を撮影できるようになります。何度も試しながら最適な設定を見つけることが、素晴らしい星空写真を撮るコツです。
実際にZV-1で天体撮影してみた!
先日、ZV-1を使って東京都西多摩郡奥多摩町で「冬の大三角」の撮影にチャレンジしました。このコンパクトカメラは、星の細部までもくっきりと捉え、高い性能を実感しました。今回の撮影では、ZV-1と一緒に購入した「シューティンググリップ」を使用しました。特に低い位置での構図確認に便利です。
また、マニュアルフォーカスを活用して「無限遠」にピントを合わせることで、星をシャープに描写。セルフタイマーを使ってシャッターの揺れを抑えたことで、手軽に美しい星空を撮影できました。このカメラは、Vlog撮影だけでなく、星空撮影にも頼れる存在だと実感しました。
【冬の大三角】

注意点と限界
ZV-1はそのコンパクトさと操作のしやすさで、旅行者や初心者にとって星空撮影も手軽に楽しむことができます。しかし、専用の天体撮影機材には及ばない点もあります。本格的な天体写真を撮るには、一眼レフカメラや大口径レンズ、コンパクト赤道儀などを使用すれば、星の細部や天の川の美しい描写をより鮮明に捉えることができます。それでも、ZV-1はそのコンパクトさとコストパフォーマンスを考慮すると、初心者にとっては十分に実用的な選択肢となり、Vlog撮影や星空撮影にも幅広く対応可能です。
まとめ
ソニーのVLOGCAM ZV-1は、軽量で持ち運びやすく、Vlogやポートレート撮影に最適なカメラです。しかし、工夫次第では天体撮影にも挑戦できる実力を秘めています。特に、初心者や旅行者にとって、シンプルな設定で都市部でも星空を捉えられる点は大きな魅力です。手軽に夜空の美しい瞬間を写真に収められるので、より充実したカメラライフを楽しめると思います。もしZV-1をお持ちなら、ぜひ星空撮影にもチャレンジしてみてくださいね!
