東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリアTOKYOで開催中のイベントをご紹介します。一見意外な「星空×妖怪」の組み合わせですが、水木しげる氏の妖怪たちが加わることで、いつもとは一味違う不思議な星空体験を楽しめます。天文・宇宙ブログを運営する筆者の視点から、見どころや楽しみ方を分かりやすくお伝えします。
水木しげるの妖怪夏祭り~88のあやしい星座たち~とは?
水木しげる氏の描く妖怪たちと、プラネタリウムの星空が組み合わさった特別企画です。ドームいっぱいに広がる星空から、ちょっぴり怖くて愛らしい妖怪たちが次々と登場します。見慣れた星座が妖怪の姿に変身していく仕掛けに、見ているだけでワクワクしてきます!
さらに、ただ映像を眺めるだけではなく、妖怪をモチーフにした屋台ゲームや限定フードも楽しめるので、星空を見たあとは、夏祭り気分もたっぷり味わえます。星空と妖怪、そして夏祭りを一緒に楽しめるところが、この企画ならではの魅力です。


「水木しげる」とはどんな人?
水木しげる氏は、『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、『河童の三平』『悪魔くん』など数多くの名作を生み出した漫画家です。1922年に大阪府で生まれ、幼少期を鳥取県境港市で過ごしました。独特の世界観と表現で妖怪たちを描き、日本の妖怪文化を世に広めた第一人者です。
妖怪茶房で限定フードやドリンクも楽しめる
星空を観る前や観たあとに、ぜひ立ち寄ってみたいのが、妖怪をモチーフにしたフードやドリンクが楽しめる「妖怪茶房」です。会場の入り口横に用意された妖怪茶房では、鬼太郎や目玉おやじ、ねこ娘、ねずみ男などをイメージした、ここでしか味わえないメニューが販売されています。ちなみに、妖怪茶房はプラネタリウムのチケットがなくても利用できます。




ここからは、会場で楽しめる注目の限定フード&ドリンクを3点ご紹介します!
1.目玉おやじのピスタチオプリン
目玉おやじが茶碗風呂に浸かる姿をモチーフにした、見た目もかわいいプリンです。器に入った鮮やかなグリーンの濃厚ピスタチオプリンの上に目玉おやじが茶碗風呂につかっているデザインが特徴です。目玉部分はマシュマロやゼリーなどで作られており、見た目のインパクトだけでなく、しっかりとした味わいも楽しめます。


2.鬼太郎のドーナツ
鬼太郎のトレードマークである「黄色と黒のちゃんちゃんこ」をイメージした特製ドーナツです。見た目からも鬼太郎らしさが伝わってきます。外側のコーティングのパリッとした食感と、生地のしっとりとした口当たりが特徴です。

3.火の玉スターリーボトル
ボトル自体がピカピカと光る、幻想的な演出が魅力のスペシャルドリンクです!光り方は3パターンあり、4回目で消灯します。中に浮かべたブルーベリーを「火の玉」に見立てていて、暗いドームの中でもきれいに映えます。味は夏にぴったりの爽やかなラムネ風味となっています。
妖怪おみくじ
妖怪おみくじは、水木しげるさんの描く妖怪たちが運勢やメッセージを教えてくれます。引き当てたおみくじには、吉凶だけでなく、あなたにぴったりな妖怪や、その妖怪にちなんだアドバイスが書かれています。


入場特典は「妖怪星座ステッカー」
チケットを持って入場すると、「妖怪星座ステッカー」が1枚もらえます。12星座を妖怪にしたデザインで、全12種類。ただし、絵柄はランダムなので選ぶことはできません。自分の誕生星座が、どんな妖怪になっているのか。これはちょっと気になりますね。「

プラネタリウムなのに写真撮影OK
今回のイベントでは、写真や動画の撮影ができます。プラネタリウムというと、暗いドームの中で座って映像を見るイメージがあります。しかし、このイベントはスタンディング形式で、360度のドームを見渡しながら、隠れている妖怪を探すことができます。そして、見つけた妖怪と一緒に写真を撮ることもできます。
映像を楽しみながら、気になる妖怪を探したり、写真を撮ったりと、自由に過ごせるのもこのイベントの魅力ですね。上映時間は90分ですが、約30分の映像がループしているので、撮りたい妖怪やお気に入りの瞬間を見逃しても、もう一度チェックできます。
会場に入る!見どころは?
妖怪を探しながら星空を見る
このイベントは、ただ映像を見るだけでなく、88の妖怪たちが星座に姿を変えたり、森や家の中に隠れている妖怪を探したりします。さらに、会場限定のQRコードを読み取ることで、星座が妖怪星座に変化する様子や、妖怪の紹介を見ることもできます。普通の星空観察では、「どの星座が見えるかな」と空を眺めますが、今回は「どこに妖怪がいるかな」とドームを見渡しながら探すのも面白いですよ。





【ここからは動画】
88のあやしい星座たち
私が一番気になったのは、やはり「88の妖怪星座」です。星座は全部で88ありますが、普段の星空観察では、季節や時間、見る場所によって見える星座が変わるため、一晩ですべての星座を見ることはできません。それでもプラネタリウムなら、88星座をまとめて楽しむことができるのはいいですね。
今回は、そこに水木しげるさんの妖怪が加わります。見慣れた星座が妖怪になり、いつもの星空とは少し違った姿を見せてくれるのも、このイベントならではの面白さです。しかも、この「妖怪星座」は、単純に星座の名前から妖怪を決めたわけではないようです。通常の星座を形作る星の並びを見ながら、その形に近い妖怪を試行錯誤しながら当てはめたとされています。例えば、ヘルクレス座は「鬼太郎」、おとめ座は「ねこ娘」、へび座は「一反もめん」、うしかい座は「ねずみ男」、おおぐま座は「がしゃどくろ」、くじら座は「ばけくじら」という具合です。
星座と妖怪という、一見すると意外な組み合わせですが、そこを水木しげるさんの世界観でつなげてしまうところが、この「水木しげるの妖怪夏祭り~88のあやしい星座たち~」のユニークなところですね。


【ここから動画】
妖怪仕様の夏祭りゲームも楽しめる
イベント名に「夏祭り」とあるように、星空を見るだけではありません。会場では、夏祭りらしいゲーム屋台も楽しめます。用意されているのは、次の2種類です
- 小豆洗いの小豆あつめ
- 呼子の的当て
成績によって景品が用意されていて、参加賞として妖怪夏祭りオリジナルのステッカーがもらえます。
1.小豆洗いの小豆あつめ
川辺で小豆を洗う妖怪「小豆洗い」にちなんだゲームです。ザルを使い、制限時間内にすくった小豆の重さを「150gぴったり」に合わせることを目指します。2日目までチャンレジできます。



呼子の的当て
山びこを起こす妖怪「呼子」をモチーフにした、射的スタイルのゲームです。コルク銃を使い、妖怪たちが顔をのぞかせる的を狙って倒していきます。1プレイで3発挑むことができます。



開催場所はコニカミノルタプラネタリアTOKYO
開催場所は、東京・有楽町にあるコニカミノルタプラネタリアTOKYOです。当初は2026年8月31日(月)までの予定でしたが、好評を受けて2026年9月27日(日)まで延長されています。会場は、有楽町マリオン9階のDOME1。JR有楽町駅から徒歩約3分、東京メトロ銀座駅からは徒歩約1分なので、電車でアクセスしやすいのも便利なところです。
時間枠は、次の5つに分かれています。
- 11:00~12:30
- 12:30~14:00
- 14:00~15:30
- 15:30~17:00
- 17:00~19:00
料金は、大人1,500円、4歳以上の子ども1,000円、3歳以下は無料です。ただし、今回のイベントは、一般的な「座って星空を見るプラネタリウム」とは少し違い、ドーム内はスタンディング形式で、座席はありません。

まとめ
「水木しげるの妖怪夏祭り~88のあやしい星座たち~」は、水木しげる氏の妖怪とプラネタリウムの星空を組み合わせた、ちょっと変わった夏のイベントです。一般的なプラネタリウムとは少し違い、座って星空を眺めるのではなく、ドームの中を歩きながら、妖怪になった星座を探したり、気になった場所で写真を撮ったりと、自由に楽しめるのも面白いところです。個人的には、「妖怪を見るイベント」というより、「星空の中に妖怪を探しに行くイベント」と考えたほうが、より楽しめるように思います。
今年の夏は、夜空を見上げて星を探すだけではなく、プラネタリウムのドームで「妖怪になった星座」を探してみる。そんな夏の過ごし方も、なかなか面白そうですね。期間、料金、販売メニューなどは変更になる場合があります。お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

