赤道儀や三脚の収納ケースがあると、天体観測や撮影機材を効率よく運搬できるため非常に便利です。しかし、正規品の収納ケースは価格が高く、購入をためらう方も多いでしょう。実際、正規品はサイズがピッタリで機材をしっかり保護してくれる反面、コストがネックとなります。本記事では、ビクセンAP赤道儀と三脚に適した代替品の収納ケースについてレビューし、コストパフォーマンスに優れた選択肢を探ります。
AP赤道儀収納ケースのレビュー
正規品の特徴とデメリット
ビクセンAP赤道儀はそのコンパクトさとシンプルさで多くの天体ファンに愛用されています。しかし、正規のAPマウントケースは、最もしっくりくるものの、価格が高く、なかなか手が出しにくいのが現実です。このケースは赤道儀一式を収納し、持ち運びも楽にしてくれるのですが、機材が増えると収納できません。もう少し機材が入り、さらに安価な選択肢を探している方も少なくないように思います。
Vixen APマウントケース
COMET(コメット) 布ケース
そこで、私が購入したのが「COMET布ケース」です。このケースはAP赤道儀に限らず、スターブックテンやウエイト、コード類までしっかり収納できます。布製ながら作りがしっかりしていて、ヘタリもありません。赤道儀がコンパクトなため、収納時にはプチプチなどの緩衝材を利用して隙間を埋めると良いでしょう。
COMET(コメット) 布ケース CB用 122471
三脚収納ケース(APP-TL130)のレビュー
AP赤道儀に使用する三脚として人気のAPP-TL130ですが、これを収納するためのケースとして「Manfrotto 三脚バッグ 60cm MB MBAG60N」を選びました。このケースはサイズがピッタリで、少しツノが出ますが、しっかりと収納できます。
Manfrotto 三脚バッグ 60cm MB MBAG60N
まとめ
ビクセンAP赤道儀とAPP-TL130三脚の収納ケースについて検討しましたが、共通して言えるのは、用途に応じたケース選びが重要だということです。特に遠征時には忘れ物がないよう、荷物をしっかりと収納し、念入りにチェックすることが大切です。コストパフォーマンスを考慮しつつ、自分のニーズに合ったケースを見つけることが、快適な天体観測の第一歩となります。