今回は、私が最近購入したSeeStar S50専用の「レンズフード」と「レンズキャップ」について、実際の使用感と注意点をレビューします。これらのアクセサリーは、天体観測や天体写真撮影を行う際に、レンズを保護し、画質を向上させるためのアイテムです。本記事では、各製品の特徴とメリット・デメリットを詳しく解説しますので、SeeStar S50ユーザーの方はぜひ参考にしてください。
レンズフードの役割:不要な光を遮断し、画質を向上
天体望遠鏡を使った撮影では、レンズフードが非常に重要です。主な役割は以下の通りです。
●余計な光の遮断
レンズフードは、斜めから差し込む余計な光(迷光)を遮断し、レンズに届く光を適切に制限します。これにより、フレアやゴーストの発生を抑え、コントラストの高いクリアな画像を得ることができます。特にSeeStar S50には光害カットフィルターが内蔵されていますが、レンズフードを併用することでさらに迷光をカットし、画質を向上させる効果があります。
●レンズの保護
天体望遠鏡のレンズは非常にデリケートで、傷や汚れが観測や撮影に大きな影響を与えます。レンズフードを装着することで、外部からの衝撃や夜露の付着を防ぎ、レンズを長く良好な状態で保つことができます。
メタルレンズフードの使用感レビュー:外観と効果
私は、Amazonなどで販売されているSeeStar S50用のメタルレンズフードを購入しました。このフードはアルミ製で、しっかりとした作りが特徴です。取り付けはネジ式が多く、最初はネジ山が少し荒いため、取り付けに手間取ることもありますが、丁寧に回せば問題なく装着できます。見た目は、SeeStar S50のつや消しブラックのボディにぴったりマッチしており、スタイリッシュです。今後は、レンズフードを装着した場合としない場合で撮影結果を比較し、その効果を実際に検証してみたいと考えています。


レンズキャップの役割:レンズを保護する必須アイテム
SeeStar S50には、残念ながら標準でレンズキャップが付属していません。望遠鏡のレンズは非常に繊細ですので、使用しない時はレンズキャップで保護することが重要です。レンズキャップの主な役割は以下のとおりです。
●ほこりや汚れの防止
レンズキャップを使用することで、レンズにほこりや汚れが付着するのを防ぎます。
●傷からの保護
持ち運びや保管中に他の物と接触することでレンズに傷がつくリスクがありますが、レンズキャップを使用することで衝撃を和らげ、レンズを傷から守ることができます。


レンズキャップの比較:アルミ製とプラスチック製
SeeStar S50用のレンズキャップにはさまざまな種類があります。ここでは、代表的なアルミ製とプラスチック製のレンズキャップについて、それぞれの特徴を紹介します。
アルミ製レンズキャップ
アルミ製は非常に頑丈で、しっかりとした作りが特徴です。ただし、ネジ式で装着するタイプが多く、完全に装着するために少し力が必要なこともあります。収納時には、キャップが浮いてしまうことがあるので注意が必要です。





強く押し込めば写真のように干渉せず収納できました
プラスチック製レンズキャップ
軽量で、はめ込み式のプラスチック製キャップは手軽に着脱できるのが魅力です。しっかりと装着できる製品を選べば、不意に外れる心配も少なく、扱いやすいです。Amazonやメルカリ、Yahoo!オークションなどでも販売されています。





まとめ:SeeStar S50の性能を最大限に引き出すために
レンズフードとレンズキャップは、SeeStar S50の性能を最大限に引き出し、レンズを保護するために必須のアクセサリーです。特にレンズキャップは必須と言えるでしょう。SeeStar S50ユーザーの皆様は、ぜひこれらのアクセサリーの導入を検討してみてください。


