🔭【SeeStar S50】スマート望遠鏡がもたらす革新的な観測体験!

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天体観測の世界に革命をもたらす「SeeStar S50」は、初心者からベテランまで幅広い層が手軽に天体を楽しめるスマート望遠鏡です。この画期的な製品は、従来の望遠鏡に必要だった複雑な機器や設定を大幅に簡略化し、スマートフォン(タブレット)と簡単に連携することで、驚くほど高品質な天体写真を誰でも簡単に撮影できるようになりました。スマートフォンと「SeeStar S50」があれば、いつでもどこでも簡単に天体観測が楽しめます。

目次

SeeStar S50のプロフィール

SeeStar S50は、次のようなスペックを備えています。

 ・レンズ:口径5cmのアポクロマートレンズ

 ・焦点距離:250mm(F5)

 ・本体重量:約2.5kg

 ・結露防止ヒーター内臓

 ・機能:自動導入、自動追尾、オートファーカス、オートスタック等

 ・内臓バッテリー:最大6時間使用可能

 ・付属:カーボンファイバー製の2段式三脚、専用バック、・太陽光カットフィルター

 ・価格:82,300円(2024年4月現在)

この価格でこれだけの機能を持つ望遠鏡は非常にコストパフォーマンスが高く、特に初心者には手が届きやすい製品となっています。

使い勝手:操作性と携帯性

軽量でコンパクト  

実際に使用してみると、軽量かつコンパクトであることが、天体撮影において大きなアドバンテージになると感じました。特に遠征や旅行中に持ち運びやすく、出先での天体観測が容易です。

軽量の専用ケース
ケースを開けると、SeeStarや三脚がコンパクトに収納されています
三脚の他に、充電コード、太陽フィルター、取説が入っています
太陽黒点を見る場合は、太陽フィルターを取り付けます

三脚

三脚は2段式で高さの調整が可能ですが、軽量化のため高さは抑えられています。もっとも、カーボン製で耐久性が高い点は評価すべきでしょう。重さは0.6㎏ととても軽く、しかも水準器まで付いています。架台取り付けネジは、3/8インチです。普通の三脚は1/4インチなので取りつけることができませんのでご注意ください。

コンパクトな三脚
2段式
SeeStarに取り付けたところ

操作性

操作は全てスマートフォン(タブレット)で行います。スマホ画面は見やすく、操作しやすいです。見たい天体を設定し、あとはボタンを押すだけ。自動で導入してくれます。導入後に撮影ボタンを押すと自動でスタックしてくれますので、時間経過とともに、スマートフォンの画面に天体が鮮明に映し出されます。

導入方法は、「今夜のおすすめ天体」と「星図」から簡単に導入できます。ほぼ中心に導入されますが、微調整したい場合は、「方向調整アイコン」があるため、そのボタンを押しながら「上下左右」を微調整することもできます。

ホーム画面。とても見やすく、操作しやすい
星図画面。検索もできます
方向調整ボタンで微調整します

写真撮影の性能

イメージセンサーは「IMX462」、センサーサイズ:1/2.8”です。このサイズだと、アンドロメダ銀河やプレアデス星団、バラ星雲などは、画角から少しはみ出してしまいますが、月や太陽、オリオン大星雲は、画面いっぱいに収まるため、迫力のある画像が得られます。

撮影したデータはスマートフォンにはJPEG形式で保存され、SeeStar本体にはFITS形式で保存されます。FITSファイルをPCに取り込むことで、さらに詳細な画像処理が可能です。

SeeStar S50の改善点

SeeStar S50のコンセプトを考えると、改善点とは言えないかもしれませんが、実際に使用して感じたことをまとめました。

・アプリ画面が縦表示のみ(カメラは横表示が主流)

・望遠鏡サイズが固定されており、調整不可

・三脚の高さが短い(高さの調整が限られる)

・雲の影響を受けやすく、画像にムラが発生しやすい

・野外使用時、2.4GHz帯にWifi接続を切り替える必要がある(電波法の規制)

・小さな子供向けの観望会では、直接見る方が感動が大きいかも。

SeeStar S50を使って撮影した天体写真

月(×2)
M1(かに星雲)
M42(オリオン大星雲)
M104(ソンブレロ銀河)
M81(渦巻銀河)
M97(ふくろう星雲)
M64(黒眼銀河)
M13(球状星団)
M51(子持ち銀河)
太陽
太陽(×2)
M20(三裂星雲)
M63(ひまわり銀河)
M101(回転花火)
NGC6888(三日月星雲)
M27(亜鈴状星雲)
NGC4565 エッジオン銀河 (渦巻銀河)
NGC457 (ET星団)

スマート望遠鏡の未来:SeeStar S50の次世代機に期待

SeeStar S50は、これからも定期的にアップデートを行い、さらに使いやすくなっていくでしょう。ZWO社は、さらに先を見据えて、SeeStar S50の後継機を開発しているのかもしれません。次はどんな後継機が出てくるんでしょうか。もしかすると口径が80cmの「SeeStar S80」なんて開発してたりして? 一人でも多くの人がどこでも気軽に天体を楽しめる、そんなスマート望遠鏡を今後も開発していってほしいです。

【ZWO SeeStar S50】 https://store.seestar.com/ja/products/seestar-s50

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