✨【北極星を狙え!】北極星を精確に捉え、天体撮影を成功させよう!

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天体写真撮影では、極軸の正確なセッティングが重要です。極軸がずれると、長時間露光時に星が線状になり、美しい点像が得られません。特に、高精度な撮影を目指す場合、極軸望遠鏡は欠かせないアイテムです。本記事では、ビクセンの「極軸望遠鏡PF-LII」に焦点を当て、その特徴や使い方を紹介します。また、従来のSX極軸望遠鏡やKYOEIオリジナル極軸望遠鏡との比較も行い、極軸合わせの重要性と最適な機材選びについて解説します。

目次

極軸望遠鏡とは?

極軸望遠鏡は、赤道儀の極軸を天の北極に正確に合わせるための小型望遠鏡です。極軸を正しく設定することで、望遠鏡が天体の動きに追従し、長時間露光でも星を点像として撮影できます。ビクセンの極軸望遠鏡は、高い精度と使いやすさで多くの天体写真愛好家から支持を受けています。

ビクセン極軸望遠鏡PF-LⅡの特徴

PF-LIIは、従来モデルPF-Lを改良し、光害の影響を受けやすい環境でも北極星を捉えやすい設計になっています。主な特徴は以下のとおりです。

●広視野: 倍率を5倍に変更し、実視界を10度に拡大。これにより、北極星と基準星(こぐま座δ星、ケフェウス座51番星)をより容易に視認できます。

●赤色LED照明: 内蔵の赤色LED照明がスケールを照らし、暗い場所でも視認性を確保。明るさは8段階で調整可能で、自動消灯機能も搭載。

●幅広い対応機種: APシリーズ、SXシリーズ、AXJ、AXDシリーズ、ポラリエUなど、多様な赤道儀に対応。
●高精度: 3分角以内の据付精度を実現

極軸合わせの手順

PF-LIIを使用した極軸合わせの基本的な手順を説明します。

①まず夜空を見て北斗七星とカシオペアを確認します。極軸望遠鏡 PF-LⅡをのぞいてみると、北斗七星とカシオペアが見えますので、その星座を目安に極軸望遠鏡の回転させます。

*極軸望遠鏡の視野内には、実際のカシオペア座や北斗七星は見えません

②極軸望遠鏡をのぞきながら、方位調整ツマミと高度調整ツマミを回して、スケール上にある北極星を導入します。スケールをよく見ると「POLAR IS」と書かれた文字の上に、「2014」「2040」という文字が書かれています。 2014年-2040年にかけての北極星に位置ですが、ここでは、「2014」と「2040」の間(線分の切れ目)に、北極星を導入します。

③次に、「ケフェウス座51番星(51Cep)」と「こぐま座δ星(δUMi)」を合わせます。この2つの星はとても暗く、最初は苦労するかもしれません。北極星を合わせて目盛の周辺を見ると「51Cep」と「δUMi」が見えてきますので、この2つの星を導入します。微調整していくと、北極星の位置が少しずれてしまいますが問題ありません。「北極星」「51Cep」「δUMi」を極軸望遠鏡回転軸、方位調整ツマミや高度調整ツマミを回しながら所定の場所に追い込み「天の北極」と「極軸望遠鏡の回転中心」を合わせます。なお、暗いほうの51Cepがどうしても見えない場合は、δUMiだけでも合わせてください。

この2つの星を合わせます
51Cep(5等星) 
2023年であれば()の位置になります。
δUMi(4等星)
2023年であれば()の位置になります

PF-LⅡ使用レビュー

実際にPF-LIIを使用したところ、従来のSX極軸望遠鏡と比較して短時間で高精度な極軸合わせが可能でした。特に、光害の少ない環境では北極星の導入がスムーズで、焦点距離374mmの望遠鏡で撮影した球状星団M13の写真では、露出時間150秒でも星が点像として美しく写りました。

タカハシFS60 フラットナー キャノンEOS 6D、トリミング
M13のアップ画像

アプリ「PF-L Assist」の活用

極軸合わせをサポートするアプリ「PF-L Assist」も便利です。このアプリを使えば、北極星の位置をより正確に把握でき、スムーズな極軸合わせが可能になります。iPhone、iPad、Androidで利用可能です。

PF-L Assistアプリ画面①
PF-L Assistアプリ画面②
PF-L Assistを見ながら、PF-LIIを合わせてみました。

他の極軸望遠鏡との比較

SX極軸望遠鏡との比較

SXD2赤道儀に付属していたモデル。月日目盛りを用いた簡便な操作が特徴でしたが、現在は生産終了。その理由はわかりませんが、SX極軸望遠鏡は高精度である一方、製造に手間がかかる設計だった可能性があり、また、同価格帯でより汎用性が高い製品やデジタル技術を搭載した製品が市場に登場したことで、コストパフォーマンスの面で不利になったのかもしれません。

KYOEI オリジナル極軸望遠鏡との比較

比較的簡単にセッティングが可能。明るい場所での使用に適していましたが、PF-LⅡの方が高精度な極軸合わせが可能。比較的安価なモデルが多いですが、精度や操作性、耐久性などがビクセンPF-LⅡに劣ります。

まとめ

ビクセン極軸望遠鏡PF-LIIは、天体写真撮影の精度を向上させる強力なツールです。特に光害の影響を受けにくく、高精度な極軸合わせが可能なため、天体写真をより美しく撮影したい方におすすめの製品です。

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