最近のプラネタリウムがどのように進化しているのか気になり、有楽町マリオンにある「プラネタリアTOKYO」を訪れました。最先端の映像技術を駆使した星空投影はもちろん、コニカミノルタが製作した歴史的なプラネタリウム機「MS-10」も展示されており、見どころが満載の施設です。本記事では、プラネタリアTOKYOの魅力や楽しみ方を詳しく紹介します。
プラネタリアTOKYOとは?:都会で体験する宇宙空間
プラネタリアTOKYOは、東京都千代田区有楽町のマリオン9階に位置する、最新技術を駆使したプラネタリウム施設です。「宙(そら)と大切なことに出逢う」をコンセプトに、宇宙空間をリアルに体感できる多様なプログラムがあります。星空を見上げるだけでなく、アロマや音楽と組み合わせた体験型のプログラムもあり、まさに五感で宇宙を楽しむことができます。デートスポットとしてもおすすめです。




DOME1とDOME2の違い:2つのドームで異なる体験を
プラネタリアTOKYOには、DOME1とDOME2の2つのドームシアターが併設されています。
DOME1:多目的デジタルドームシアター
・最大8Kの高解像度映像で、圧倒的な臨場感を楽しめる。
・座席配置が柔軟に変更可能で、特別上映やイベントにも対応。
・全天周映像による没入感が魅力。
DOME2:プラネタリウムドームシアター
・最新のプラネタリウム投影機と立体音響システムを採用。
・星々と音楽が融合した幻想的なプログラムを体験可能。
・宇宙に浮かんでいるような感覚を味わえる。

たくさんの上映作品がある!
プラネタリアTOKYOでは、バラエティ豊かなプログラムが上映されています。私が鑑賞した「LIVE in the DARK -CLASSIC」です。特に「月光」の演奏している中で、ドーム全体に幻想的な月が浮かび上がり、満天の星空の下でクラシックの生演奏が楽しめました。
おすすめの座席: スタッフの方によると、ドーム後方の中央寄りの席が最もバランスよく映像を楽しめるとのこと。中央席は投影機が視界に入ることがあるため、少し後方がおすすめのようです。


コニカミノルタ製「MS-10」
プラネタリウム上映までの時間を利用して、コニカミノルタ製最古のプラネタリウム「MS-10」を見学しました。この機種は、1966年に山口県山陽小野田市の施設に初めて設置されたもので、日本のプラネタリウム技術の発展に大きく貢献しました。現在は「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」として国立科学博物館に登録されており、その歴史的価値も高いものです。










Cafe Planetaria:宇宙をテーマにしたカフェ
プラネタリアTOKYOには、宇宙をテーマにしたカフェ「Cafe Planetaria」があります。私は、グレープフルーツジュースとマスカットシロップを合わせた「ジュピター」を注文しました。ドリンクに浮かぶ4つのマンゴーは、まるで木星のガリレオ衛星を連想させるビジュアルで、宇宙好きにはたまらない演出です。




GALLERY PLANETARI:宇宙グッズが満載のギフトショップ
ギフトショップ「GALLERY PLANETARI」では、宇宙をテーマにした魅力的なグッズが豊富に揃っています。私は、天体モチーフの「スタンプステッカー」と、リアルな月の模様を映し出す「密造月光/ペンライト」を購入しました。





アクセス:有楽町駅・銀座駅からすぐ
プラネタリアTOKYOは、有楽町マリオン9階に位置しており、アクセスも便利です。
電車で行く場合
JR山手線「有楽町駅」 中央口・銀座口より徒歩3分
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」 D7出口より徒歩3分
東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」C4出口より徒歩1分
東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷駅」A0出口から直結
まとめ:プラネタリアTOKYOで特別な宇宙体験を
プラネタリアTOKYOは、星空解説だけでなく、音楽やアロマと融合したプログラムが充実しており、訪れるたびに新たな発見があります。都会の喧騒を忘れ、満天の星の下で非日常を味わいたい方に、ぜひおすすめしたいスポットです。
🌟【参考】プラネタリアTOKYO

