妙義公園までは、高速道路が混まなければ、都心から2時間程度で行ける距離(約150㎞)です。撮影場所は「妙義公園第二駐車場」。初めて行きましたが、比較的、空は暗く、南側がひらけているため、高度の低い天体も撮影可能です。
妙義山について
妙義山は群馬県と埼玉県にまたがり、日本三大奇景の一つとして知られる標高1100mの山です。山頂からは周囲の景色を一望でき、美しい風景が広がります。天体観測をする際には、この標高と周囲の暗い空が大きな利点となります。
妙義神や中之嶽神社
山頂には妙義神社があります。妙義神社は、宣化天皇2年(537年)に創建され、徳川将軍家から厚く崇敬されてきました。妙義公園第一駐車場から歩いてアクセスでき、駐車場からは妙義山の「大の文字」を眺めることができます。また、妙義神社の名前が付いた小惑星「Myogizinzya」が2014年に正式登録されており、天文ファンにとっても特別な場所となっています。
2014年10月8日に正式登録!小惑星の名称に「Myogizinzya」と名づけられました。神社の名前がついた世界初とのこと。この小惑星、いつか見てみたいですね!
県立妙義公園の概要
県立妙義公園には、4カ所の無料駐車場が用意されています。第一駐車場は、区画された舗装駐車場で、137台駐車できます。また、第二、第三、第四駐車場は未舗装で、合計215台駐車できます。
妙義公園第一駐車場
妙義公園第一駐車場は区画された舗装駐車場で、駐車可能台数は137台です。舗装されており、またトイレもある第一駐車場がベストなのですが、夜間に閉鎖されます(駐車場利用時間:7:00-17:00) 17時以降は入口にロープが張られ、閉鎖されます。朝まで出られませんのでご注意ください。
妙義公園第二駐車場
天体撮影するのであれば、第二駐車場がベストです。ただし、舗装されていません。場所にもよりますが、若干、傾きもありますので、赤道儀を水平にする場合など、工夫が必要です。トイレ利用時は第一駐車場の入口を経由してアクセスできます。
天体写真の撮影ポイント
妙義山と日周運動です(⑥の場所から撮影)
第二駐車場から北方面を見ると、妙義山がちょうど北極星あたりにあるため、星がグルグルと回っている写真(日周運動)を撮影するにはいい場所です。北極星の上あたりに流れ星が流れています。
最後にタイムラプスです。「地球は回っている!」という感じがしますね。途中、雲が多くなってきたため、撮影を中止し、帰宅することにしました。
周辺施設:道の駅「みょうぎ」
道の駅「みょうぎ」では、絶品のソフトクリームが楽しめます。天体撮影後にぜひ立ち寄ってみてください。
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