首都圏からもアクセスしやすい城ヶ島公園で、天の川が撮影できるのかを検証しました。結論から言うと、南側が海に面しているため光害が少なく、天の川をはっきりと確認することができました。天の川を観賞したい方は、ぜひ城ヶ島公園を訪れてみてください。
城ヶ島公園の紹介
城ヶ島公園は、神奈川県三浦半島の最南端に位置し、首都圏から近いながらも自然豊かな場所です。一般的には光害の影響が大きく、肉眼で天の川を確認するのは難しいとされています。しかし、撮影技術を駆使すれば、美しい天の川を捉えることが可能です。多くの天体写真マニアが訪れるこのスポットは、馬の背洞門と天の川のコラボレーションが特に人気です。
城ヶ島公園第2駐車場
19時には第1駐車場は閉鎖されます。しかし、第2駐車場管は19時までに入庫できれば、深夜まで駐車が可能です。19時前に入り、8時前に出れば駐車料金は1000円で済みます。駐車場の閉鎖時間に注意し、事前に確認してから訪れることをお勧めします。
馬の背洞門
馬の背洞門は、波の侵食によって自然に形成されたアーチ状の岩で、海食洞門として知られています。かつては小船で通航可能でしたが、関東地震による隆起によって陸地と繋がり、現在は海路としては利用できなくなりました。また、崩落のリスクがあるため、洞門の上を歩くことは禁止されています。ちなみに、「馬の背」という名前の由来は、洞門の真上にある道が細く、まるで馬の背中のように見えることから名付けられたそうです。
馬の背洞門までの道のり
第二駐車場から馬の背洞門まで徒歩約20分、狭い歩道と急な階段が続きます。特に夜間は懐中電灯が必須で、両手が自由になるヘッドライトがあると安全です。重い機材を持って歩く場合は、足元に注意しながら進んでください。
城ヶ島公園の天の川
肉眼でもうっすらと天の川を確認することができました。当日は薄雲がかかっていたため、撮影条件としては厳しかったですが、それでも天の川を捉えることができました。「さそり座」のアンタレスや「いて座」、「みなみのかんむり座」も写っています。ちなみに、写真の「★」は天の川の中心部分です
CANON 6D(天体改造)、CANON 24mm、F2.8、ISO3200、20秒、Kenko プロソフトンAを使用。
天の川の中心にはブラックホールがある
天の川の中心付近には、太陽の約400万倍の質量を持つ超大質量ブラックホールが存在します。このブラックホールは重力が強すぎて光さえも逃げられないため、直接見ることはできませんが、周囲のガスや塵を吸い込む過程で放出される電波を捉えることで、その存在を確認することができます。
空に立ち昇る天の川
ピクニック広場から第2展望台をバックに撮影した天の川の写真では、へびつかい座やたて座、かんむり座などが確認できます。このエリアは芝生が広がっており、流星群の観察にも最適です。次回はここで流星群を観賞する予定です。
結論:天の川は撮影できます♪
検証の結果、城ヶ島公園では天の川を肉眼で確認でき、カメラを使えば美しい天の川を撮影することが可能です。晴天時には、さらに鮮明な写真が期待できます。次回は、さらに技術を磨き、素晴らしい天の川の写真をお届けしたいと思います。
【参考】みうら観光ガイド
三浦市観光協会「みうら観光ガイド」のHPには、三浦市観光マップ、三崎下町マップ、三浦下町マップ、三浦海岸マップ、ホテル・民宿や土産品、飲食店の情報などの情報がHPからダウンロードして見ることができます。ではまた次の機会に(@^^)/~~~
★三浦市観光協会「みうら観光ガイド」: https://miura-info.ne.jp/access/tourist-map/
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