先日、埼玉県秩父市にある「秩父ミューズパーク」を訪れました。「ミューズ」という名称は、ギリシャ神話に登場する学問と芸術の女神(ミューズ)に由来しています。今回は、秩父ミューズパークで星空と夜景を満喫する方法についてご紹介します。
秩父ミューズパークとは?
秩父ミューズパークは、標高約400メートルの高台に位置し、秩父市内の夜景を一望できるスポットとして知られています。また、星空観察スポットとしても人気があり、昼間は自然散策やレクリエーション、夜は星空観察や夜景鑑賞を楽しむことができます。
秩父ミューズパークのアクセス
秩父ミューズパークへのアクセスは、公共交通機関と車のどちらも便利です。
電車でのアクセス🚃
秩父鉄道「秩父駅」または西武鉄道西武秩父線「西武秩父駅」からアクセス可能です。両駅から公園までは車で約15分です。また、秩父駅からは循環バス「ぐるりん号」が運行しており、約20分で到着します。バスを利用する際は、最終運行時刻を事前に確認しておくと安心です。
車でのアクセス🚘
関越自動車道「花園インター」で下り、国道140号を秩父方面へ約34キロメートル進むと、約1時間で到着します。また、川越・飯能方面からは国道299号を利用し、秩父方面へ約40キロメートル進むと、同じく約1時間で到着します。東京からの日帰り旅行にも適しています。
駐車場🅿
秩父ミューズパーク内には複数の駐車場が設けられています。日中は混雑することがありますが、深夜は比較的空いています。ただし、休日の深夜でも夜景を見に来る車が多く、駐車場の出入りによるヘッドライトが撮影の妨げになることもあります。天体撮影を行う際は、奥まった場所に駐車するなどの工夫をおすすめします。
おすすめスポット
展望タワー
秩父ミューズパークの「展望ちびっ子広場駐車場」から少し上がった場所に位置する展望タワーは、秩父市内を一望できる絶景スポットです。なお、展望タワーは夜間に利用できないため、日中の景色を楽しみたい方におすすめです。開館時間は季節によって異なるので、訪れる前に公式サイトなどで確認しておくと良いでしょう。




旅立ちの丘
展望タワーと同じ敷地内にある「旅立ちの丘」もおすすめのスポットです。ここからは秩父市内の夜景を一望でき、夜空に輝く星々を眺めるのに最適な場所です。夜景を背景にした星空撮影にも適しており、特に人気のある撮影スポットです。混雑している時間帯は、他の利用者への配慮を忘れずに撮影を楽しみましょう。




展望台
展望台は少し歩く必要があります。秩父市街地や連なる山々を見渡せ、天気が良ければ雲海も見ることができます。特に星空観察には最適な場所であり、夜景と星空を同時に楽しめます。また、「樹海から天に向かってこぎ出す船」をイメージして設計された展望台からの眺めは圧巻です。






星空観察のベストスポットと注意点📷
秩父ミューズパークは標高が高いため、星空が非常に美しく観察できます。しかし、観察する方向によっては光害の影響を受けることがあります。特に南方向は秩父市の街並みが近く、屋外照明が星空観察を妨げることがあります。北方向や天頂方向は光害が少ないため、より多くの星を楽しむことができます。






天体写真の撮影体験
展望台第2駐車場で天体望遠鏡を設置し、木星の撮影に挑戦しました。撮影中に曇り空となりましたが、なんとか撮影できました。

秩父ミューズパークのイベント情報
秩父ミューズパークでは、定期的に星空観察会などのイベントが開催されています。イベントの詳細や開催予定日については、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
【参考】秩父ミューズパーク イベント
まとめ:秩父ミューズパークでの星空観察の魅力
秩父ミューズパークは、星空観察と夜景の両方を楽しめる素晴らしいスポットです。秋には約500本のイチョウ並木が美しい光景を作り出し、その風景と共に月や星を観察することができます。秩父観光の際には、ぜひ秩父ミューズパークに立ち寄ってみてください。

【参考URL】
【楽天トラベル・じゃらんリンク】


