みなさん、こんにちは。今回の内容は「ナノブロックで作るビクセン天体望遠鏡」です。ナノブロックはその名の通り、非常に小さなブロックを使用して精巧なモデルを作り上げるキットです。ナノメートル(1メートルの10億分の1)という極小サイズのブロックを使うことで、細部までリアルに再現できます。
今回紹介するのは、日本を代表する天体望遠鏡メーカーであるビクセンがカワダと共同で制作した「ナノブロック 天体望遠鏡 Vixen ポルタII A80Mf」です。ビクセンは、実物の「ポルタII A80Mf」を忠実に再現するために資料提供と監修を行いました。本記事では、ナノブロックで再現された天体望遠鏡がどれほどリアルか、そして組み立てる楽しさについてレビューします。
ナノブロック ビクセン天体望遠鏡(ポルタII A80Mf)
ナノブロックで作成した天体望遠鏡は、実物のビクセン屈折望遠鏡に驚くほど近い再現度を誇ります。私が所有している30年以上前のビクセン屈折望遠鏡(口径80mm、焦点距離720mm)と比較しても、ほとんどの部分が忠実に再現されています。「難易度3」はピース数が500前後が多く、初心者でも時間をかければ作れる程度のもの。天体望遠鏡の場合は鏡筒や三脚が細く、途中でバラバラになったりする可能性もあり、気を付けながら作る必要があります。
ナノブロック 天体望遠鏡 Vixen ポルタII A80Mfの特徴
■ポルタII A80Mf:ビクセンの数ある天体望遠鏡の中で、入門機としてベストセラー製品
■ピース数:460
■難易度:3(中級レベル)
■可動:鏡筒部、経緯台が可動
さっそく組み立ててみた!
注文するとしっかりした箱に入って商品が送られてきました。箱の裏面を見ると、「ナノ宇宙を作ろう!」というキャッチフレーズが書かれています。
ポルタII A80Mfの再現性と組み立ての楽しさ
ナナノブロックの組み立ては、作業を進めるごとに構造や仕組みを理解できるというメリットがあります。組み立て過程での試行錯誤が完成後の満足感を高めます。
宇宙・天体関連のナノブロックシリーズ
ナノブロックでは、天体望遠鏡以外にも宇宙関連のキットがいくつか発売されています。例えば、スペースステーションやロケット発射台などがあります。これらのキットも、組み立てを通じて宇宙や天文学への理解を深めることができます。
・宇宙センター(難易度:3、ピース数:510)
・宇宙飛行士(難易度:3/5、ピース数:120)
・月着陸船(難易度:4、ピース数:1360)
・スペースステーション(難易度:3/5、ピース数:390)
・スペースシャトル(難易度:3/5、ピース数:370)
・ロケット発射台(難易度:3、ピース数:610)
・サターンVロケット(難易度:2/5 ピース数:370)
・陽観測衛星(難易度:2/5 ピース数:110)
まとめ:作る楽しさと満足感
ナノブロックで作る天体望遠鏡は、組み立ての過程で試行錯誤を重ねる楽しさと、完成後の満足感を味わえます。完成した後は、部屋に飾ることで天体望遠鏡の美しさを楽しむことができます。宇宙や天文学に興味がある方には、ぜひ挑戦していただきたい一品です。