松本零士氏の名作『銀河鉄道999』。世代を超えて多くのファンに愛され続けている作品です。先日、所沢市の角川武蔵野ミュージアムで開催されている「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている」を観に行ってきました。私のように子どものころにリアルタイムでアニメを楽しんでいた世代はもちろん、若い世代でも楽しめる内容となっています。今回は、実際に会場を訪れて感じたことや見どころをご紹介したいと思います。
イベントの概要
「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている」は、名作アニメ『銀河鉄道999』の世界観を、最新の映像技術や音響演出によって体験できる展示イベントです。会場となる角川武蔵野ミュージアムには、この特別展以外にも見どころが数多く用意されています。
●1F:グランドギャラリー(『銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE』会場)、マンガ・ラノベ図書館、源義庭園
●2F:ロビー(総合インフォメーション・チケットカウンター)、角カフェ、ロックミュージアムショップ
●3F:展示室
●4F:エディットタウン(ブックストリート)、エディットアンドアートギャラリー、荒俣ワンダー秘宝館本棚劇場、アティックステップ
●5F:武蔵野回廊、武蔵野ギャラリー、SACULA DINER
なお、2Fのロビー(総合インフォメーション・チケットカウンター)、角カフェ、ロックミュージアムショップ、および5FのSACULA DINERは、ミュージアムの入館チケットがなくても利用できます。






チケットは全部で4種類ありますが、初めて訪れる方には対象エリアを幅広く利用できる「パスポート」がおすすめです。パスポートには、開館から閉館まで楽しめる「1DAYパスポート(10:00~18:00)」と、午後からお得に利用できる「イブニングパスポート(15:00~18:00)」の2種類があります。館内には図書館や展示エリア、本棚劇場など見どころが豊富にそろっており、本やマンガが好きな方ならゆったりと過ごせる充実した施設です。

アクセス
角川武蔵野ミュージアムは電車でも車でも訪れやすい施設です。
🚃電車を利用する場
最寄り駅はJR武蔵野線「東所沢駅」です。駅からミュージアムまでは徒歩で10分程度。駅周辺や道中には案内表示も設置されているため、初めて訪れる方でも比較的迷わずに行くことができます。
🚙車で訪れる場合
関越自動車道「所沢IC」を降りて、10分程度の距離にあります。ところざわサクラタウンの駐車場を利用できます。休日は建物に最も近い第1駐車場が早い時間帯に満車になることもありますが、その場合は、第2駐車場や第3駐車場を利用することができます。
駐車場料金
●第1駐車場 30分200円/24時間最大800円
●第2、第3駐車場 30分200円/24時間最大600円
「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE 」見どころ紹介
では、「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE」の見どころをご紹介します。
出発ロビー
最初に訪れるのが「出発ロビー」です。会場に入ってまず目を引くのが、実物大で再現された「999号」の車両展示です。車両の内部には実際に入ることができ、座席に座って写真を撮影することも可能です。また、車両の窓の向こうには大型スクリーンが設置されており、銀河鉄道999が宇宙空間を駆け抜ける迫力の映像が映し出されます。まるで実際に列車に乗り込み、銀河の旅を楽しんでいるかのような臨場感を味わえます。



展示の入り口
出発ロビーを後にすると、次は宇宙ステーションをイメージしたエリアへと進みます。出発駅へ向かうまでの通路にもさまざまな演出が用意されており、これから始まる銀河の旅への期待感をさらに高めてくれます。その後は発車時刻まで出発駅で待機します。
なお、メイン会場は写真撮影や動画撮影が禁止となっています。入場前に案内がありますので、ルールを守って作品を楽しみましょう。




メイン映像
メイン会場では、劇場版『銀河鉄道999』をただ映画として観るのではなく、作品の世界を全身で「体験」できるアトラクションとなっています。宇宙空間を走り抜ける999号や、目の前に広がる星々、さらに作品の名シーンが次々と再現され、まるで自分が銀河鉄道の乗客になったような気分になります。会場には最新の4Kプロジェクターと迫力ある音響システムが導入されており、壁面だけでなく、柱や床にも映像が投影されます。そのため、空間全体が作品の世界に包まれるような臨場感があり、思わず銀河鉄道の世界に入り込んでしまいました。『銀河鉄道999』のファンはもちろん、初めて作品に観る方でも十分に楽しめる内容です。

メイン映像のあと
メイン映像を体験したあとは、線路が敷かれた全長約25メートルの通路へと進みます。通路には『銀河鉄道999』の作中に登場する名セリフが静かに浮かび上がり、これまでの旅を振り返るような空間が広がっています。


最後のエリア
最後のエリアでは、劇場版『銀河鉄道999』の設定資料や制作に関する展示を見ることができます。また、「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE」が完成するまでの舞台裏も紹介されており、イベントがどのような思いと工夫によって作り上げられたのかを知ることができます。






フロア紹介
1階 マンガ・ラノベ図書館
1階にあるマンガ・ラノベ図書館は、日本が世界に誇るマンガやライトノベル文化を気軽に楽しめる空間です。館内には人気作品から往年の名作まで幅広いジャンルのマンガやライトノベルが並び、自由に手に取って読むことができます。気になる作品をその場で読むことができるため、思わず時間を忘れて読みふけってしますかも。マンガやライトノベルが好きな方はもちろん、普段あまり本を読まない方でも気軽に立ち寄ることができるフロアです。

2階 ロックミュージアムショップ
角川武蔵野ミュージアムの2階にある「ロックミュージアムショップ」は、ここでしか手に入らない限定グッズや、館内の展示・企画展と連動したアイテムが多数並ぶ魅力的なショップです。ミュージアムのオリジナルグッズをはじめ、アート、文学、マンガ、アニメなど、KADOKAWAならではのカルチャーが詰まった多彩な商品が揃っています。

4階 エディットタウン-ブックストリート
「エディットタウン-ブックストリート」は、「本の街」をテーマにした空間です。全長約50メートルに及ぶ通路の両側には、人文や歴史、芸術、科学など、さまざまなジャンルの書籍がずらりと並んでいます。本棚ごとにユニークなテーマが設けられ、興味のある分野をより深く学ぶことができます。中には「こんな本があったんだ!」と思わず手に取りたくなるような、新たな一冊との出会いがあるかもしれませんね。

4階 本棚劇場
本棚劇場には、高さ約8メートルの巨大な本棚に囲まれた空間で、まるで本の世界に入り込んだかのような体験ができます。壁一面に広がる本棚には約2万冊の書籍が並び、思わず足を止めて見上げてしまうほどの迫力があります。定期的に開催されるプロジェクションマッピングでは、本棚全体が巨大なスクリーンへと変貌します。映像と音楽が融合した幻想的な演出は見応えがあり、本に囲まれた空間ならではの世界観を楽しむことができます。


「角川食堂」
館内の見学を満喫したあとは、ところざわサクラタウン内にある「角川食堂」で食事をするのもおすすめです。角川食堂は、地元・埼玉県産の食材を積極的に取り入れたビュッフェレストランで、旬の野菜を使った料理を味わえます。ミュージアムや展示を満喫した後にゆっくり食事ができるため、ところざわサクラタウンを訪れた際には立ち寄ってみたいスポットのひとつです。



まとめ
「銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE あの旅は、まだ続いている」は、単なる展示ではなく、『銀河鉄道999』の世界を全身で体感できるイベントです。映像・音楽・空間演出が一体となった迫力ある演出により、999号の乗客となって鉄郎やメーテルとともに銀河の旅を体験できます。作品を知っている方には懐かしさを、初めての方には新たな発見をもたらしてくれる、世代を問わずおすすめできるイベントです。みなさまも機会があれば、ぜひ足を運んでみてください♪


