🚀【筑波宇宙センター】子どもも大人も楽しめる!筑波宇宙センターの見どころを紹介!

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筑波宇宙センターは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の主要な拠点で、敷地内の一部は一般公開されており、人工衛星や宇宙開発に興味がある人なら誰でも楽しめる見学スポットです。私も実際に訪れてみましたが、想像以上に見どころが多く、とてもワクワクする体験ができました。この記事では、その筑波宇宙センターの魅力を紹介していきます。

目次

アクセス・開館時間・料金

筑波宇宙センターへは、つくばエクスプレスつくば駅からバスで約10分と、とても行きやすい場所にあります。車で行く場合、センター内には無料の駐車場がありますが、台数に限りがあるため、土日やイベントがある日は満車になることも。公共交通機関の利用も検討しておくと安心です。

ガイド付きの見学ツアーに参加したい場合は、事前の予約が必要です。料金は18歳以上(高校生を除く)が500円で、高校生以下は無料となっています。開館時間は通常10時から17時までですが、休館日や特別イベントによって時間が変わることがあるので、訪れる前に必ず公式サイトで最新情報を確認してくださいね。

駐車場は50台ほど置けます

ロケット広場で記念撮影

正門を入ってすぐ目に入るのは「ロケット広場」。ここには、本物のH-IIロケットが展示されています。全長約50メートルという巨大なロケットを間近で見ると、その迫力に圧倒されます。宇宙へ飛び立つロケットを実物大で体感できるのは、とても感動的♪記念撮影にもぴったりの場所です。

ロケットの奥には「JAXA 筑波宇宙センター総合開発推進棟」がみえます

展示館「スペースドーム」の見どころ

筑波宇宙センターの中心的な展示施設が「スペースドーム」です。ここではJAXAの歴史や最新の研究成果を分野ごとに紹介しており、見どころが多いため、時間を忘れて楽しめます。

ドリームポート

入ってすぐ目を引くのは、100万分の1スケールで作られた美しい地球模型です。よく見ると、ISS(国際宇宙ステーション)が日本上空にあり、種子島からH-IIロケットが打ち上げられるシーンも再現されています。まるで宇宙から地球を眺めているような気分を味わえます。

日本上空を通過するISS(国際宇宙ステーション)
種子島から打ち上げられているH-IIロケット🚀

人工衛星による宇宙利用

宇宙空間でのデータリレーを行い、人工衛星と地上間のデータ転送をアシストするデータ中継技術衛星「こだま」や、温室効果ガスの濃度分布を捉える温室効果ガス観測衛星「いぶき」、地上のさまざまな変化を観測する陸域観測技術衛星「だいち」など、実際に活躍している衛星の成果を紹介。日本の宇宙技術の高さを実感できます。

データ中継技術衛星「こだま」
温室効果ガス観測衛星「いぶき」
陸域観測技術衛星「だいち」
人工衛星による宇宙利用。たくさんの人工衛星を見ることができます

顔出し宇宙服

「顔出し宇宙服」は、お子さま連れに人気の展示です。ヘルメット部分に顔を出して、まるで自分が宇宙飛行士になったような記念写真を撮ることができます。小さなお子さまでも利用しやすいように、後ろには階段が設置されています。筑波宇宙センターを訪れた際は、ぜひ記念撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の実物大モデル

館内でひときわ存在感を放っているのが、宇宙ステーション補給機「こうのとり」の試験モデルや、国際宇宙ステーション(ISS)にある日本実験棟「きぼう」の実物大モデルです。アルミ合金や断熱材の構造がわかりやすく解説されており、宇宙での生活や研究の様子をリアルに感じられます。

ロケット・輸送システム

H-IIAロケットに搭載されるLE-5エンジンやLE-7Aといった実物の展示も見逃せません。複雑な構造を間近で観察でき、日本のロケット技術のすごさに圧倒されます。特に、H-IIAは通算成功率が98.0%(1回の失敗を除く)と、世界でもトップクラスの信頼性を誇っているとか。すごい!

LE-5エンジン
LE-5エンジンが設置されている場所です
LE-7Aエンジン
日本の宇宙開発を支えてきたロケットの模型

宇宙科学研究・月惑星探査

月周回衛星「かぐや」や、小惑星探査機「はやぶさ2」の成果も展示されています。次の大きな挑戦は「火星衛星探査計画(MMX)」で、火星の衛星フォボスからサンプルを地球に持ち帰ることを目指しており、2026年度打ち上げ、2031年度帰還を予定しています。はやぶさの功績を受け継ぐ、新たな挑戦に大きな期待が寄せられています。

また、「有人与圧ローバ(ルナクルーザー)」の開発も注目ポイント。JAXAとトヨタが共同で進める月面探査車で、与圧されたキャビンの中で生活しながら移動できるまさに「月を走る宇宙船」です。未来の月面探査を想像させる夢のある展示ですね。

宇宙食

宇宙食は、宇宙飛行士の健康と心の安定を支えるために、さまざまな工夫が凝らされています。地上と同じような味を楽しめるよう工夫されており、保存期間は1年半以上と長く、輸送コストを抑えるために軽量でコンパクトに作られています。また、無重力空間で食べ物が飛び散らないよう、とろみをつけたり、一口サイズにしたりする工夫もされています。衛生管理を徹底することで安全性を高め、味覚が鈍るとされる宇宙でもおいしく感じられるように、地上よりやや濃い目の味付けになっているのが特徴です。

広報・情報棟

筑波宇宙センターの広報・情報棟は、かつての管理棟を改修した建物です。現在は、来場者向けの窓口として利用されており、筑波宇宙センターの見学ツアーに参加する際の受付場所となっています。

また、この建物には、一般の人も利用できる食堂やコンビニ(営業時間は平日のみ、時間制限あり)が併設されており、見学の合間に休憩することも可能です。JAXAの活動や宇宙開発に関する様々な情報提供も行っており、見学ツアーの集合場所としてだけでなく、宇宙への興味をさらに深めるための場所としても役立っています。

ISSに滞在した宇宙飛行士たちのクルーポスター
クルーたちがテーマを決めてオリジナルのポスターを作成

プラネットキューブとミュージアムショップ

「プラネットキューブ」は、JAXA筑波宇宙センターの一般公開エリアにあります。そこでは、訪れた方が楽しめるよう、宇宙にまつわる様々な企画展示が期間限定で催され、また、JAXAのオリジナルグッズや宇宙食といったお土産品を扱うミュージアムショップも併設されています。

月面タッチパネルでは、来場者が自らの手で月面画像を操作することで、広大な月面地形の中に存在する個々のクレーターを詳細に観察し、その特徴をより深く理解できるようになっています。

ミュージアムショップ

「ミュージアムショップ」では、宇宙に関する様々な商品が手に入ります。特に宇宙食は、カレーやたこ焼きといったユニークなラインナップが揃っていて、お土産としてとても人気です。その他にも、ロケットや人工衛星の模型、JAXAのロゴ入りグッズなども充実しているので、お土産選びにはぴったりです。

まとめ

筑波宇宙センターは、宇宙ファンだけでなく、子どもから大人まで誰でも楽しめる魅力的な場所です。広大な敷地には、本物のロケットや人工衛星の模型が展示されており、その迫力に圧倒されます。また、宇宙飛行士の訓練施設や「きぼう」日本実験棟のレプリカも見ることができ、宇宙の最前線を身近に感じられます。宇宙をより深く知るための貴重な体験ができるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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